映画『スターダスト』は2021年10月8日、公開の伝記映画です。
デヴィッド・ボウイさんの伝記映画だといいますから、ファンならずとも非常に楽しみですよね。
さて、そんな映画『スターダスト』には、とある謎があったのでした。
デヴィッド・ボウイさんの伝記映画である以上、当然、期待されるであろうことに、デヴィッド・ボウイさんの往年の名曲の使用があるでしょう。
ところが、実際には、映画『スターダスト』では、デヴィッド・ボウイさんの曲は使われなかったのです。
はたして、映画『スターダスト』において、デヴィッド・ボウイさんの曲が使われない理由とは、何だったのでしょうか?
1.映画『スターダスト』とは
映画『スターダスト』は、冒頭でも申し上げましたように、世界的なロックミュージシャンである、デヴィッド・ボウイさんの伝記映画。
ガブリエル・レンジ監督作品で、主演はジョニー・フリンさん。
ほか、キャストは、ジェナ・マローンさんなどとなっています。
ガブリエル・レンジ監督は、イギリス出身。
これまでに映画では、『大統領暗殺』、『背徳の預言者 ウォレン・ジェフス』などといった作品を手がけてきました。
ジョニー・フリンさんは、1983年3月14日、イギリス出身の41歳。
これまでに映画では、『タイムクルセイド ドルフと聖地騎士団』、『ブルックリンの恋人たち』、『アクトレス~女たちの舞台~』、『EMMA エマ』、『時の面影』などといった作品に出演してきました。
ジェナ・マローンさんは、1984年11月21日、アメリカ出身の40歳。
これまでに映画では、『ドニー・ダーコ』、『プライドと偏見』、『ハンガー・ゲーム2』、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』、『ネオン・デーモン』などといった作品に出演してきました。
2.映画『スターダスト』のあらすじ
さて、このような映画『スターダスト』ですが、そのあらすじとは、どのようになっているのでしょうか。
実は、こちらはまだ、くわしい内容が明らかになっておりません。
ただし、「ジギー・スターダスト」というキャラクターで人気になったデヴィッド・ボウイさんが描かれていくとのこと。
そのため、1971年のアメリカでストーリーが展開されていくことになっていました。
映画『スターダスト』でデヴィッド・ボウイさんがどのように描写されていくのか、期待したいですね。
肝心のあらすじにつきましても、詳細が判明することを心待ちにしたいと思います。
3.デヴィッド・ボウイのプロフィール
映画『スターダスト』の主人公である、ジョニー・フリン演じる、デヴィッド・ボウイ。
そのプロフィールも見ていきましょう。
デヴィッド・ボウイさんは、1947年1月8日、イギリス出身。
グラムロックで活躍し、「ジギー・スターダスト」というキャラクターで一世を風靡し、
「スペイス・オディティ」、「スターマン」、「チャイナ・ガール」、「レッツ・ダンス」といった数多くの名曲を発表しました。
そしてロックの殿堂入りをはたしたほか、グラミー賞も受賞するなど、世界的なアーティストに成長します。
一方、俳優としても、『戦場のメリークリスマス』など、数々の映画に出演してきました。
しかし、デヴィッド・ボウイさんは、2016年1月10日、69歳という若さで亡くなったのでした。
すばらしいキャリアだけに、映画『スターダスト』でのデヴィッド・ボウイさんの動き、ヴィジュアルに注目ですね。
4.映画『スターダスト』にデヴィッド・ボウイの曲が使われない理由
さて、それでは、映画『スターダスト』が、デヴィッド・ボウイさんの伝記映画であったにもかかわらず彼の曲が使用されていないのは、どうしてだったのでしょうか。
実は、これには、とても意外すぎる真相があったのでした。
なんと、デヴィッド・ボウイさんの遺族が映画『スターダスト』に懐疑的だったからなのでした。
とくに、デヴィッド・ボウイさんの息子のダンカン・ジョーンズさんは、映画『スターダスト』が自分たちに認められていないこと、自分たちがデヴィッド・ボウイさんの音楽を使用することも認めていないことを明かしていたのです。
まさか、1つの映画の舞台裏がこのようになっていたとは、そうとうなおどろきですよね。
映画『スターダスト』は、興味深い作品だけに、なんとか両者が歩み寄ることは出来なかったのかと、悔やまれるところではないでしょうか。
ということで、今回は、映画『スターダスト』について、いろいろなことをお届けしてまいりました。
デヴィッド・ボウイさんの遺族が映画『スターダスト』に懐疑的であって、デヴィッド・ボウイさんの音楽を使用することも認めていなかったというのは、残念です。
しかし、映画『スターダスト』自体は、デヴィッド・ボウイさんの生涯を知るうえで意義のある作品ですので、ぜひ、ご覧になってみてはいかがでしょうか。