今回は、映画『ワイルド・スピード』シリーズのキャラクターであるエレナ・ネベスについて、取り上げていきたいと思います。
はたして、映画『ワイルド・スピード』シリーズのエレナ・ネベスとは、どういうキャラクターだったのでしょうか。
エレナ・ネベスは、ドムというキャラクターとのあいだに子供をもうけていました。
それでは、エレナ・ネベスがドムの子供を産んだ時系列とは、どういうものだったのでしょうか。
また、エレナ・ネベスといえば、どういうことか、吹き替え声優が変更されていましたので、その理由についても、見ていきたいと思います。
*一部ネタバレを含みますのでご注意ください
もくじ
1.映画『ワイルド・スピード』シリーズのエレナとは
映画『ワイルド・スピード』シリーズに複数回登場した注目の女性キャラクターの1人に、エレナ・ネベスがいます。
初登場は、2011年公開の映画『ワイルド・スピード MEGA MAX』。
その後、2013年公開の映画『ワイルド・スピード EURO MISSION』。
2015年公開の映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』。
そして2017年公開の映画『ワイルド・スピード ICE BREAK』に登場してきました。
そんなエレナ・ネベスとは、リオデジャネイロの警察に勤務している新人の女性警察官です。
ドムという国際指名手配されている犯罪者を捕まえるためにブラジルにやってきたアメリカ外交保安部の通訳として活躍し始めました。
エレナ・ネベスには、悲しい過去があって、やはり警察官だった旦那を殺されていたのです。
これによって、エレナ・ネベスは、みずからも警察官になったというわけだったのでした。
しかしながら、エレナ・ネベスは、犯罪者であるドムと親しい関係に発展していき、一時は交際に発展。
リオデジャネイロの警察を辞めたうえで、ドムといっしょに暮らし始めることになったのです。
もっとも、エレナ・ネベスは、その後、結局のところ、ドムとは別れることとなって、アメリカ外交保安部に勤務することにして、ホブスの部下となったのでした。
ちなみに、ホブスからの評価はとても高くなっています。
それにしましても、まさか、エレナ・ネベスが、映画『ワイルド・スピード』シリーズにおいて、これだけの波乱万丈な展開になっていたなんて、なんともビックリしてしまいましたね。
2.映画『ワイルド・スピード』シリーズのエレナがドムの子供を産んだ時系列
ということで、映画『ワイルド・スピード』シリーズによく登場していたエレナ・ネベスは、ドムと親密になっていましたが、彼とのあいだには子供までいたのですね。
では、エレナ・ネベスは、どのような流れでドムの子供を産んだのでしょうか。
実は、エレナ・ネベスとドムは、ともに愛する人を失っていて、このこともあって、理解が深まっていくことになったのでした。
そしてエレナ・ネベスは、ドムの子供を妊娠。
もっとも、シングルマザーになって、子供を育てていこうとしていた矢先に、エレナ・ネベスは、サイファーに捕らわれてしまうのです。
そして彼女の手下ローズに射殺されてしまいます。
何という悲劇でしょうか。
3.映画『ワイルド・スピード』シリーズの吹き替え声優
さて、映画『ワイルド・スピード』シリーズのエレナ・ネベスは、いったい、だれが吹き替え声優を担当していたのでしょうか。
実は、エレナ・ネベス役は、吹き替え声優が途中で交代していたのでした。
最初は武井咲さんだったものの、後から坂井恭子さんになっていたのですね。
2011年公開の映画『ワイルド・スピード MEGA MAX』では、武井咲さん。
しかしながら、その後の2013年公開の映画『ワイルド・スピード EURO MISSION』、2015年公開の映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』、2017年公開の映画『ワイルド・スピード ICE BREAK』では、坂井恭子さんなのでした。
武井咲さんは、1993年12月25日、愛知県出身の30歳。
これまでに、アニメ映画『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』、テレビアニメ『クレヨンしんちゃん』などといった作品の声優を担当してきました。
坂井恭子さんは、1981年1月6日、京都府出身の43歳。
これまでに、映画『悪魔のいけにえ』、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』などといった作品の声優を担当してきました。
4.映画『ワイルド・スピード』シリーズの吹き替え声優が変更された理由
それでは、映画『ワイルド・スピード』シリーズのエレナ・ネベス役の吹き替え声優が変更された理由とは、なんだったのでしょうか?
これは実に意外なものでした。
最初の武井咲さんは、今でこそ有名俳優ですが、当時は新人で、吹き替えは初仕事。
そのためか、あまり評判はよくなかったのです。
こうしたこともあってか、プロ声優で実績多数の坂井恭子さんが起用されたとみられていたのでした。
なにはともあれ、今では武井咲さんもキャリアが確固たるものになりましたし、このことは大きな問題とはいえないでしょうけどね。
映画『ワイルド・スピード』シリーズに、まさかこのような舞台裏があったとは、おどろきでしたね。
すっかり、坂井恭子さんの吹き替え版で定着していた、映画『ワイルド・スピード』シリーズのエレナ・ネベス。
しかし、武井咲さんの吹き替え版も、かなりレアだと言えるのではないでしょうか。
両方比較しながら楽しみたいものですね。