2020年に公開されて、おおいに話題をさらうこととなった、映画『モンスターハンター』。
今回は、そんな映画『モンスターハンター』について、特集していきたいと思います。
映画『モンスターハンター』とは、いったい、どのような作品だったのでしょうか。
さて、映画『モンスターハンター』といえば、続編が制作されないことも注目されていたのですが、その理由とは…?
また、映画『モンスターハンター』には、おどろくべきことに、アジア人差別シーンなるものもあったため、こちらについても取り上げてまいります。
それではさっそく、ご覧ください。
もくじ
1.映画『モンスターハンター』とは
映画『モンスターハンター』は、カプコンのゲームが原作。
ポール・W・S・アンダーソン監督作品です。
詳細は後述しますが、その内容は、新世界を舞台に、人類とモンスターが戦っていくというもの。
キャストは、主人公のナタリー・アルテミス役がミラ・ジョヴォヴィッチさん。
ハンター役がトニー・ジャーさん。
大団長役がロン・パールマンさん。
リンク役がティップ・“T.I.”・ハリスさん。
マーシャル役がディエゴ・ボネータさん。
ダッシュ役がミーガン・グッドさん。
スティーラー役がジョシュ・ヘルマンさん。
アックス役がジン・アウヨンさん。
ハンドラー役が山崎紘菜さん。
エイデン役がヤニク・シューマンさん。
そして、リア役がナンダ・コスタさんでした。
映画『モンスターハンター』には、日本人の若手女優も出演していたということで、ますます興味は強まるのではないでしょうか。
2.映画『モンスターハンター』のあらすじ
新世界では、人間とモンスターが共存していました。
さて、そんななか、生物を狩るハンターは、ディアブロスというモンスターに船を襲撃されて、仲間を見失ってしまうことに。
一方、現実世界では、アメリカ陸軍のナタリー・アルテミスと、国連のセキュリティチームが、砂漠で所在が分からなくなっている兵士のチームを探していきます。
が、みんなは、嵐によって新世界に入ってしまい、ディアブロスに襲撃されてしまったのでした。
からくも生き残った者たちは、ネルスキュラというモンスターたちに襲撃されてしまい、主人公のナタリー・アルテミスは、毒を注射されてしまいます。
また、ほかのメンバーがナタリー・アルテミスを救助しようとしたところ、またしてもネルスキュラが出現して、襲撃されてしまったのでした。
やがて、ナタリー・アルテミスは、気が付いて、状況の凄惨さを把握すると、ネルスキュラに反撃して、逃亡。
そして、ナタリー・アルテミスは、ハンターと力を合せていくことにします。
3.映画『モンスターハンター』の続編が制作されない理由
映画『モンスターハンター』といえば、どういうことか、続編が制作されないということも注目されています。
この理由とは、いったい、どういうものだったのでしょうか。
映画『モンスターハンター』は、実は、興行収入面で爆死していたのでした。
予算は6000万ドルだったのに、興行収入は3100万ドルしか行かなかったのですね。
また、映画『モンスターハンター』への評価も、アクションなどが評価された一方で、脚本、演出、編集は評価されていません。
これではたしかに、映画『モンスターハンター』の続編が制作されないのも、うなずけるかもしれませんね。
さらに、映画『モンスターハンター』の続編が制作されない理由としては、次でご説明しますように、アジア人に対する差別的と評価されたシーンの問題も関係していたようです。
いずれにしましても、映画『モンスターハンター』の続編に期待したいものですね。
4.映画『モンスターハンター』のアジア人差別シーン
さて、映画『モンスターハンター』には、おどろくべきことに、アジア人差別シーンなるものが指摘されていました。
これは、どういうものだったのでしょうか。
劇中で、中国系アメリカ人と相棒である白人との会話において、膝を意味する「ニーズ」と、中国人を意味する「チャイニーズ」をかけたダジャレが登場するというシーンだったのです。
制作者サイドは差別的な意図はなかったと釈明したものの、中国では、あくまでも人種差別だと受け取られてしまって、反発されたということでした。
なんでも、中国人だけではなく、日本人まで差別する膝に関するアメリカの童謡があり、これにちなんだ差別だと思われてしまったのです。
仮に、本当に、制作者サイドに差別的な意図がなかったというなら、災難ですが、こういった問題は本当に難しいものですね。
とはいえ、中国はもちろん、日本の観客の方々にも、映画『モンスターハンター』はぜひ、鑑賞していただきたいものではありますが。
映画『モンスターハンター』は、非常に優れた娯楽大作と言えます。
しかし、その一方で、続編が制作されない、差別問題など、なにかと困った問題もあったようですね。
もっとも、映画『モンスターハンター』がエンターテインメントとして楽しめることに疑いはありません。
もしも、まだご覧になっていない方は、この機会にぜひ、ご覧いただければと思います。