2020年に公開された映画のなかでも、とくに注目されているものとして、映画『ノマドランド』が挙げられるのではないでしょうか。
クロエ・ジャオ監督作品です。
そこで、この記事では、クロエ・ジャオ監督と、映画『ノマドランド』について、お届けしていきたいと思います。
クロエ・ジャオ監督の国籍はどこで、年齢はいくつで、画像はどうなっていたのでしょうか。
そして映画『ノマドランド』のあらすじ、評価、観た感想とは…?
それでは、さっそく、こういったクロエ・ジャオ監督と映画『ノマドランド』に関することについて、ご覧ください。
1.クロエ・ジャオ監督の国籍や年齢と画像
映画『ノマドランド』のクロエ・ジャオ監督とは、どういった人物だったのでしょうか。
クロエ・ジャオ監督は、1982年3月31日、中国出身の39歳。
アメリカで活動していますが、国籍は中国でした。
これまでに監督してきた映画は、『The Atlas Mountains』、『Daughters』、『Benachin』、『Songs My Brothers Taught Me』、『ザ・ライダー』などとなっています。
また、2021年には、映画『エターナルズ』が公開予定となっています。
そんなクロエ・ジャオ監督は、映画監督というよりは女優でも通るような、知的な感じの美人でした。
今後の活躍も楽しみになりそうですね。
2.映画『ノマドランド』のあらすじ
2008年、アメリカで、世界中をゆるがす大きな問題が発生します。
証券会社が破綻してしまったことによって、大規模な経済危機が勃発してしまったのでした。
このアメリカ発の経済危機は、アメリカだけにとどまることなく、他の国も巻き込んでいきながら、大きな影響を及ぼしていってしまったのです。
ずばり、経済危機によって、若者から高齢者にいたるまで、世代を超えて、被害をもたらしていくことになったのでした。
そんななか、もっとも悪影響を受けてしまったのは高齢者です。
経済危機によって、たくさんの高齢者たちが、それまで自分たちが長く住んできた自宅を失くしてしまうハメになったのでした。
このようにして住むところがなくなってしまった人々は、ほかに仕方がないため、車の中で寝泊まりすることを与儀なくされてしまいます。
その結果、人々は、未曽有の状況下に置かれてしまったのでした。
やがて、人々は、あたらしい仕事を探して、アメリカ全国をさまよっていくこととなります。
しかしながら、いくら働きたくても、ちゃんとした就職をするのは大変な状況だったのでした。
そのため、多くの人々は、賃金も安いうえに負担も大きい肉体労働で食いつなぐしかなくなってしまいます。
しかしながら、それでも人々は、こうした困難から逃げることなく、戦っていくのでした。
さて、そんななか、ネバダ州で臨時教員として勤務していたファーンも、そのほかのおおぜいの人々とおなじように、経済危機が原因で、これまでずっと住んできた家をなくしていたのです。
ファーンは、やはり、そうとうな苦労を余儀なくされるものの、持っていた家財道具を車の中に移動させると、みずからもあらたな就職先を探して、アメリカ全国をめぐっていくことになるのでした。
そんなファーンは、おなじような境遇にいたたくさんの人たちと出会ったことによって、みんと親睦交流していくこととなります。
ファーン、そしておなじような立場にいた多くの人々は、こうやって未曽有の経済危機と戦っていくのでした。
3.映画『ノマドランド』の評価
映画『ノマドランド』は、劇場で鑑賞した観客からは高い評価を受けていました。
しかし、もちろん、観客だけではなく、批評家からの評価もすばらしいものだったのです。
受賞歴もすごく、ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞、アカデミー賞監督賞を受賞。
さらに、ニューヨーク映画批評家協会賞監督賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞監督賞、全米映画批評家協会賞監督賞、ゴールデングローブ賞監督賞など、数々の映画賞に輝きました。
この結果だけを見ても、映画『ノマドランド』がどれだけクオリティーが高い作品だったというのか、如実に分かるというものではないでしょうか。
4.映画『ノマドランド』を観た感想
映画『ノマドランド』は、現実にあった経済危機を描いただけあって、大変な野心作です。
2008年の経済危機といえば、まだまだ記憶にあたらしいだけに、説得力もそうとうなもの。
ヒューマンドラマとしても、社会派作品としても、おおいに満足していただけるのではないでしょうか。
経済危機をリアルタイムで体験していない方々にとっては、映画『ノマドランド』から学ぶところはけっして少なくないのではないかと思います。
ということで、ここでは、クロエ・ジャオ監督と映画『ノマドランド』について、ピックアップしてきました。
経済危機についてあらためて考えてみるためにも、未見の方はぜひ、ご覧になってみてはいかがでしょうか。
きっと、もたらされるものは少なくないかと思います。