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綿矢りさと夫の馴れ初め|出会いから結婚までの経緯が履歴の無い女でどう表現されたか考察

綿矢りさのイメージ画像

わずか10代という若さにして芥川賞を受賞して、それ以来、美人すぎる女流作家として、すっかり人気になった、綿矢りささん。

しかも、芥川賞受賞だけで終わることなく、それ以降もコンスタントに作品を発表し続けているのが、すばらしいといえるでしょうね。

さて、あまりにもルックスがいいこともあって、男性ファンが数多い綿矢りささんは、残念ながら既婚者でした。

そこで、綿矢りささんと旦那の馴れ初めを見ていきましょう。

そして、綿矢りささんと旦那の出会いから結婚までの経緯が、彼女の作品『履歴の無い女』でどのように表現されたのかについても、チェックしていきたいと思います。

綿矢りさの経歴

綿矢りささんは、198421日、京都府の出身で、現在の年齢は40歳になっています。

綿矢りささんは、2001年、高校生だったときに、『インストール』で文藝賞を受賞したことによって、作家デビューとなりました。

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当時17歳という年齢での文藝賞受賞は、堀田あけみさんと並んで、史上最年少記録を樹立することに。

しかし、綿矢りささんの活躍はこれだけではありませんでした。

高校卒業後、大学に進学した綿矢りささんは、大学在学中に発表した『蹴りたい背中』が、2004年、芥川賞を受賞するという快挙を達成することになったのです。

受賞当時の綿矢りささんは19歳で、文藝賞同様、歴代最年少の芥川賞受賞者になりました。

ちなみに、綿矢りささんの『蹴りたい背中』は、当時20歳だった金原ひとみさんの『蛇にピアス』といっしょに芥川賞に輝いたため、2人そろって、人物、作品ともに、一躍、社会現象になったのです。

やがて綿矢りささんは、大学を卒業して、作家として話題作を多数、世に送り出していきました。

受賞歴もにぎやかで、芥川賞を受賞した『蹴りたい背中』は、さらに早稲田大学小野梓記念賞芸術賞を受賞し、綿矢りささんはほかにも、『かわいそうだね?』で大江健三郎賞、『生のみ生のままで』で島清恋愛文学賞を受賞したのです。

また、綿矢りささんは、文学賞以外にも、京都府文化賞奨励賞、京都市芸術新人賞を受賞したほか、世界経済フォーラムのYoung Global Leadersにも選ばれたのでした。

そんな綿矢りささんは、これまでに刊行してきた小説は、たくさんあります。

2007年には、『夢を与える』

2010年には、『勝手にふるえてろ』

2011年には、『かわいそうだね?』。

2012年には、『ひらいて』、『しょうがの味は熱い』

2013年には、『憤死』、『大地のゲーム』

2015年には、『ウォークイン・クローゼット』

2016年には、『手のひらの京』

2017年には、『私をくいとめて』、『意識のリボン』

2019年には、『生(き)のみ生のままで』

2021年には『オーラの発表会』、『あのころなにしてた?』を発表していました。

最近のものでは2022年に、短編集『嫌いなら呼ぶなよ』を刊行。

多作であってコンスタント、更には全てが高いクオリティとあって、綿矢りささんはあまり類を見ない素晴らしい作家であると言えますね。

ちなみに、綿矢りささんの作品といえば、映画化されたものも多数。

2004年には『インストール』が、2017年には『勝手にふるえてろ』が、2020年には『私をくいとめて』が、2021年には『ひらいて』が映画化されていました。

今後も、綿矢りささんの動向が気になって仕方がありません。

綿矢りさの学歴

さて、そんな綿矢りささんの学歴は、どうなっていたのでしょうか?

綿矢りささんの出身校は、高校は京都市立紫野高校、大学は早稲田大学教育学部国語国文学科でした。

京都市立紫野高校の出身者には、綿矢りささんとおなじ作家では、直木賞作家の山本兼一さん、柏木圭一郎さん。

女優では、紫野明日香さん。

歌手では、和紗さん。

アナウンサーでは、濱中博久さん、竹内優美さん。

作曲家では、林ゆうきさんなどがいます。

綿矢りさと夫の馴れ初め

作家離れした美人として評判だった、綿矢りささん。

しかし、そんな綿矢りささんも、2014年、旦那と結婚していました。

嫁が芥川賞作家なら、旦那もすごく、なんとキャリア官僚だったのですね。

そんなハイスペックすぎる2人だけに、馴れ初めが気になりますよね。

作家であれば、出版関係のものだったのかと思いきや、そうでした。

綿矢りささんが、当時、学生だった旦那を出版社から紹介されたというのです。

作家としても嫁としても出版社に世話になるとは、綿矢りささんもよほど、この業界と縁が深いといえるでしょう。

綿矢りさと夫の出会いから結婚までの経緯が『履歴の無い女』でどう表現されたか

さて、綿矢りささんは、旦那との出会いから結婚までの経緯を小説で表現していたとして、話題になっていました。

その小説とは、『履歴の無い女』というもの。

作中で主人公は、結婚によって自分の過去の履歴がなくなってしまうと感じます。

しかし、妹からそうはならないといわれるという内容でした。

綿矢りささんも、幸福な結婚をしたようでいて、人並みに葛藤もあったのでしょうね。

結婚後、しばらく経った今ではうまくいっているでしょうし、人間味を感じさせるエピソードといえるかもしれません。

『履歴の無い女』は、2017年刊行の『意識のリボン』に掲載されていますので、一度読んでみてはいかがでしょうか?

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綿矢りささんといえば、どうしても美人すぎるといったことが先行するきらいがあります。

とはいえ、『履歴の無い女』を見る限り、人間としても、創作者としても、いろいろあったのですね。

が、そうしたことが今後、反映されることで、さらに作品が深まっていくに違いありません。

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